NBAメンフィス・グリズリーズと「エグジビット10」契約をしている河村勇輝は現地10月14日、プレシーズン4試合目となる敵地インディアナ・ペイサーズ戦に25分出場。自身初の2桁得点、そして2試合連続のゲームハイとなる7アシストを残した。
【動画】「上手すぎるて」「バケモンやろ」など反響! 河村勇輝のペイサーズ戦でのプレー集! 米メディア『Athlon Sports』は現地10月16日に記事を更新。オリンピックで準優勝国のフランスをあと一歩まで追い詰める原動力となった日本の若き司令塔が世界最高峰の舞台に挑む挑戦権を得たこと、そしてNBAに入るという夢を叶えるために、どのようなマインドで試合に臨んでいるのかを紹介した。
同メディアは「この日本人の活躍で物事はスムーズに進んでおり、興味をそそられる。メンフィスが今季に向けて、(同じくガードポジションの)ジャ・モラントとマーカス・スマートが怪我の回復のため欠場する中、河村はテイラー・ジェンキンスHCの信頼を得て、現在進行中のプレシーズンで臨時の司令塔を務めている」と出場機会を得ている経緯を説明。さらに「4試合で平均16.9分、4.3得点、4.8アシスト。パス、俊敏なスピード、そしてグリズリーズのリーダーシップで、全てのNBAファンを喜ばせている」と高評価した。
加えて同メディアは河村のコメントを引用。「毎日がトライアウト。いつ解雇されてもおかしくない。自分がプレーできることをチームメイトやコーチングスタッフに証明しなければいけない」と話しながらも「これが自分の夢のステージ。40分でも1分でも、100%の力を出す」と前向きに試合に臨んでいることを示したという。
毎試合結果を出し続けなければならない厳しい環境の中でも着実に成績を上げ、すでにハイライトプレーで現地のファンを獲得している河村。高校時代からファンの想像を超える活躍を続けてきた若き俊才のステップアップに期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
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