「オニさんが作ったフロンターレが...」今季限りで川崎を去る鬼木監督への想い。貴重な同点弾の小林悠が誓う「勝ちを少しでも見せられるように」

 10月16日、川崎フロンターレは鬼木達監督の今季限りでの退任を発表した。その2日後、J1第34節でガンバ大阪とホームで対戦。1-1で引き分けた。

 開始7分に先制を許す展開。1点を追うなか、指揮官は68分に4枚替え。山内日向汰、家長昭博、小林悠、遠野大弥を投入する。

 迎えた81分、チームを救う同点弾が生まれる。スコアラーは小林だ。家長のパスに抜け出した遠野のクロスにヘッドで合わせた。
【動画】ここで決めるのが川崎の11番! 小林悠の同点ヘッド弾
 試合後のフラッシュインタビューで、小林は「勝ちたかった。それだけです」と振り返る。

 短い言葉には、様々な想いが込められているのだろう。鬼木監督と戦えるのも、あと4試合。背番号11は「本当に、長い間やってきた監督で、最後の残りの試合は、勝ちを少しでも見せられるように」と神妙に語る。

「オニさんが作ったフロンターレが、これからどんどん強くなるところを見せられるように頑張りたい」

 1つでも多くの勝利を――37歳ストライカーは表情を引き締めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「大谷翔平って何であんなに凄いの?」中村俊輔の素朴な疑問。指導者としてスーパースター育成にも思考を巡らせる
 
【PHOTO】ゲームを華やかに彩るJクラブ“チアリーダー”を一挙紹介!

【記事】「可愛さの破壊力すげぇ」「セクシー」なでしこ岩渕真奈が眩いビキニ姿を披露! 熊谷紗希とバカンスを楽しむ様子が反響