わずか4か月で、なんと2.8倍になった。
ドイツの移籍専門サイト『transfermarkt』は10月18日、セリエAでプレーする選手の推定市場価格(市場価値)を一斉に更新した。
その結果、今夏にベルギーのシント=トロイデンからパルマへ加入したGKの鈴木彩艶は、6月更新の250万ユーロ(約4億円)から、700万ユーロ(約11億2000万円)へ大幅アップとなった。
これで、日本代表守護神は、オーストラリア代表のマシュー・ライアン(ローマ)の350万ユーロを抜いて、アジアで最も市場価値が高いGKとなった。
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『transfermarkt』でイタリアを担当するマリウス・ゾイケ氏は、こうコメントしている。
「スズキはパルマがセリエAに昇格した際のゴールキーパー、レアンドロ・チチソラを相手に即座に自己主張をし、ナポリ戦での不運な退場以外は、毎週のようにそのポテンシャルの高さを見せつけている」
「今夏の加入からわずかな期間で、なぜパルマが予想外の高額な移籍金を支払ったのか、その理由を証明している。このままコンスタントに成長し続ければ、日本代表のナンバーワンとしての地位もあり、今シーズン中に市場価値が移籍金(750万ユーロ)を上回る可能性も高い」
まだ22歳。その価値はまだまだ上昇するはずだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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