「30回やって1回起こるかのゲーム」堅守誇る横浜FCから3得点。ベガルタ指揮官も大満足「落ちるのは仙台ってみなさん言っておられた。本当に懸けていました」

 ベガルタ仙台は10月19日、J2第35節で横浜FCとホームで対戦し、3-0で完勝した。

 開始6分に相良竜之介の左足ボレー弾で先制に成功。33分にセットプレーの流れからエロンが追加点を挙げ、86分に工藤蒼生の得点でダメを押した。

 リーグ最少失点を誇る横浜FCから3ゴールを奪ってみせた。試合後のフラッシュインタビューで森山佳郎監督は「30回やって、1回こういう点差になるかなという。横浜FCさん、おそらく今年初めて3失点だと思いますし、僕らはどうやって1点取るか、そして相手の1点を防ぐかっていうとこが命題だった」と振り返る。

 そのインタビュー中に、仙台も今季初の“3点差勝利”を知らされた指揮官は、「30回やって、1回起こるかのゲーム」と繰り返し、こう続ける。

「でも、懸けていました。このゲームはいろんな方が予想されていて、プレーオフ圏内から落ちるのは仙台ってみなさん言っておられた。絶対にそんなことがあってはならないと思って、本当に懸けていました」
【動画】相良の圧巻ボレー&エロンの貴重な追加点
 攻撃面だけでなく、守備面も充実した戦いぶりだった。

「いつ決められてもおかしくないようなシーンはあったんですけど、あそこで身体を張って、どこかに当てるのが僕らの真骨頂。その強みを存分に出せたゲームだったんじゃないかと思います」

 首位の横浜FC、2位の清水エスパルス、3位のV・ファーレン長崎。上位3チームに仙台は勝ち越している。指揮官は「トップ3に4勝1敗1分。これは本当に大きな自信につながります」と力をこめた。

 横浜FC戦の勝利で暫定5位に浮上した仙台。残り3試合でどんな戦いを見せるか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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