コミュニケーションに自信ない人は8割超も　「その場をつなぐことはできるが…」

コミュニケーション能力が高い人にはどのような特徴があるのだろうか。

■コミュニケーション能力、自信ある？

Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女700名を対象に実施した調査では、全体で17.1％の人が「自分はコミュニケーション能力が高いほうだと思う」と回答した。

なお男女別に見ると、男性は18.2％、女性は15.9％という結果になっている。

■その場限りの会話つなぎはできるが…

編集部が話を聞いた40代の女性は「周囲からはコミュニケーション能力が高いと思われがちなタイプですが、じつは全然ダメなんです」と話す。

接客業に就いていた経験もあり、その場限りの会話をつなぐことはできるが、そこから深く意思の疎通を図ったり、発展させたりといった意味でのコミュニケーション能力は全くないとため息をついた。

■話好き≠コミュニケーション能力が高い

そもそも、コミュニケーションは自分と相手の相互理解なくしては成立しないもの。互いに「理解しよう」「理解してもらおう」と相手を思いやることがコミュニケーションの第一歩なのだ。

つまり、いくら社交的で話好きな人でも、自分の話ばかりをしたり、相手のことばかり根掘り葉掘り聞いたりするのではコミュニケーション能力が高いとは言わない。

■まずは自分語りを封印

では、コミュニケーション能力が高いのはどのような人なのだろうか。コミュニケーション能力が高いと言われる人を見ていると、相手の話にしっかりと耳を傾け、その場にいる人が理解しやすいように工夫をしながら話しているように感じる。

今回の調査結果から、コミュニケーション能力に自信がない人が8割もいるということがわかったわけだが、まずは自分語りを封印し、相手の視点に立って話すよう心がけるだけでも、いまより少しは円滑にコミュニケーションがとれるようになるのではないだろうか。

（取材・文／Sirabee 編集部・蒼羽結）

【調査概要】

方法：インターネットリサーチ

調査期間：2024年7月12日～2024年7月17日
対象：全国10代～60代男女700名（有効回答数）

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