現地時間10月19日に開催されたプレミアリーグ第8節で、勝点17で3位のアーセナルは、同8で13位のボーンマスと敵地で対戦。冨安健洋は再離脱でメンバー外となったなか、0-2で敗れ、今季の公式戦11試合目にして初黒星を喫した。
結果を大きく左右したのは、序盤の一発退場だ。0-0で迎えた30分、裏に抜け出そうとした相手FWエバニウソンをCBのウィリアム・サリバが後方から手をかけて倒したところ、オンフィールドレビューの末に決定機阻止でレッドカードとなった。
それでも無失点で凌いでいると、69分に途中出場のガブリエウ・マルチネッリが、ショートカウンターから決定機を迎えるが、仕留め切れず。流れを逸したアウェーチームはその後、70分と79分に被弾し、完敗した。
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クラブ公式サイトによれば、ミケル・アルテタ監督は、今季リーグ戦8試合で3度目のレッドカードを問題視。「とても悲しい夜だ。結果に失望している。今回も本当に厳しい内容だった」と切り出し、次のように語った。
「ただでさえ、ここで11人対11人で戦うのは大変なのに、10人で60~70分プレーせざるを得なくなり、また自分たちにとって非常に厳しい状況になった。しかし、選手たちの努力は責められない。
8試合で3度目となるこのようなアクシデントは、起こるべくして起こったとしか言いようがない。当然、そのような事態を想定していないのだから、特に序盤であればどんな解決策も難しい。それに特定のポジションに負傷者が多いので、より複雑だ」
スペイン人指揮官はそのうえで、「ガビ(マルチネッリ)がキーパーと1対1の場面で、ゴールを決められなかった」と指摘。「フットボールはエラーのスポーツだ。今日は2つの大きなエラーを犯し、試合を台無しにしてしまった」と締め括った。
直近2年連続で2位のアーセナルは、ミスを限りなくゼロに近付け、4連覇中のマンチェスター・シティとの差を埋められるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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