現地10月19日(日本時間20日)、ニューヨーク・ヤンキースが延長10回に及ぶ、激闘の末にクリーブランド・ガーディアンズに5対2で勝利。シリーズの対戦成績を4勝1敗として2009年以来15年ぶりのワールドシリーズ(WS)進出を決めた。
大事な試合で勝利を引き寄せたのは、今季レギュラーシーズンで41本のホームランを放ち、ポストシーズン(PO)では序盤、不発で心配されたが、直近19日の試合では豪快アーチを放つなど、調子上げてきていた2番フアン・ソトの一振りだった。
【動画】「NYのアスリートのなかで最もすごいシーンの 1 つ」ヤ軍ソトが延長10回に放った“勝ち越し決勝3ラン”!
同点で迎えた延長10回の2死一、二塁で打席に立ったソトは、ガーディアンズ5番手右腕ハンター・ギャディスと対峙。7球目の高めのフォーシームを捉えると、センターへ豪快なPO3号目となる勝ち越し3ランを放った。
ヤンキースの15年ぶりのWS進出決定を決めたソトの豪快弾に、米メディア『ESPN』の「ESPN New York」でホストを務めるジェイク・アスマン氏も自身のX(旧ツイッター)で「ニューヨークのアスリートがこれまでに見せたなかで最もすごいシーンの 1 つだ。フアン ソトは世代を代表する選手です」と驚きの反応を示した。
また米スポーツメディア『Barstool Sports』などで活躍するクリス・カステラーニ氏も自身のXで「これは私が今まで見た中で最もすごいものの一つだ。いい投球だった。ゾーンに入っていた。打席の最初の速球」とガーディアンズ左腕のピッチングを称え、その上で、「これを打てる打者は世界に一人しかいない。ソトは偉大」と称賛した。
なお、WS進出を決めたヤ軍は、大谷翔平や山本由伸らを擁するロサンゼルス・ドジャースとニューヨーク・メッツの勝者と対戦する。
構成●THE DIGEST編集部
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