『AEWバトル・オブ・ザ・ベルトXII』が現地時間19日、カリフォルニア州ストックトンで行われ、オカダ・カズチカがカイル・オライリーを返り討ちにし、AEWコンチネンタル王座防衛を果たした。
コンチネンタル王者・オカダにオライリーが10・12『レッスルドリーム』のバックステージで挑戦を表明。オカダが拒否すると両者は大乱闘を展開し、10・16ダイナマイトでの6人タッグ対決を経て、この日、両者による王座戦が実現した。
オライリーの土俵であるグラウンド戦で幕を開けると、掌底連打を浴びせたオライリーがアンクルホールドで捕らえる。ロープに逃れたオカダは腕攻めに苦しみながらもフラップジャックで反撃。オライリーを何度もコーナーに叩きつけ、スイングネックブリーカードロップ、フェースロックと首攻めに出た。
オライリーもヒザ蹴り連打で反撃。飛びヒザ蹴り、ミドルキック、水面蹴りのコンボからアームブリーカーで叩きつける。たまらずエプロンに出たオカダだったが、ロープ越しドラゴンスクリュー、コーナー最上段からのダイビングニードロップの連続攻撃の前に劣勢に。左足にもダイビングニードロップを投下され、アキレス腱固め、ヒールホールドで絞め上げられた。
耐えたオカダは足を引きずりながらもリバースネックブリーカーで逆襲。マネーインクで絞め上げる。粘るオライリーもフロントネックロックで対抗。ヒザ蹴りをぶち込み、オカダが狙ったツームストンをアンクルホールドで切り返す。タップ寸前に追い込まれたオカダだったが、何とかロープに脱出。場外に追いかけてきたオライリーをDDTで突き刺した。
すかさずオカダはダイビングエルボードロップからのレインメーカーで仕留めにかかる。オライリーが阻止してもショートレンジラリアットを叩き込み、カウンターのドロップキックを発射。オライリーもレインメーカーをフロントネックロックで切り返して粘ったが、オカダは開脚ドライバーで鎮圧。すかさずレインメーカーを叩き込んで3カウントを奪った。
オカダが苦戦を強いられながらもオライリーを返り討ち。コンチネンタル王座防衛を果たした。