【AEW】リコシェがフォックスとの再会対決に快勝 インターナショナル王者TAKESHITAに「お前と戦うまで目の前の相手を倒し続ける」

 AEWコリジョンが現地時間19日、カリフォルニア州ストックトンで行われ、リコシェがARフォックスとの再会対決に快勝。「TAKESHITA、俺はお前と1対1で戦うまで、次から次へと目の前の相手を倒し続ける」とAEWインターナショナル王座再挑戦にたどり着く構えをみせた。

 リコシェは10・12『レッスルドリーム』でインターナショナル王座3WAY戦に臨んだものの、王者ウィル・オスプレイを破ったKONOSUKE TAKESHITAが新王者となった。TAKESHITAは「全てのレスラーよく聞け。もしこのベルトが欲しいなら獲りに来い!」と挑戦者を募集。これに反応したリコシェは「俺のAEWでの目標は1つ。それはチャンピオンになることだ。今週土曜のコリジョンに出場する。TAKESHITA、あるいは挑戦したいヤツ全員に俺がなぜこの世のものとは思えないのかを見せてやる」と宣言。再挑戦に近づくべく、この日、オープンチャレンジに臨んだ。

 名乗りを上げた相手はフォックス。かつてドラゴンゲートUSAで活動したことがあり、リコシェとは何度も対戦している。再会対決となった両者は一進一退の丸め込み合戦を展開。フライングヘッドシザース、ドロップキックで先手を取ったリコシェがトペスイシーダを発射した。リングに戻ってもリコシェはスワンダイブ式ラリアット、ランニングシューティングスタープレスの波状攻撃に出た。

 負けじとフォックスは旋回式ブレーンバスターで反撃。トップロープ越えのノータッチトペスイシーダで突っ込み、エプロンから場外へのシューティングスタープレスも発射。全力疾走攻撃はラリアットで迎撃されても、逆に全力疾走攻撃を狙ったリコシェにエプロンからのプランチャを放った。

 リングに戻るとリコシェは雪崩式スイングネックブリーカードロップを敢行して逆襲。延髄斬りを食らっても顔面蹴りを叩き込む。粘るフォックスもスパニッシュフライ、ファイアーバードスプラッシュで押し返そうとしたが、リコシェは3カウントを許さず。ハーフネルソンスープレックスで投げ、飛びヒザ蹴りをぶち込むと、ベルティゴ(変型ドライバー)で叩きつけて3カウントを奪った。

 オスプレイがフォックスとの再会対決に快勝。試合後、マイクで「俺がここに来たのは最高のレスラーが集まる場だからだ。カナダ、日本、メキシコ、あるいはここアメリカでもどこでも関係ない。TAKESHITA、お前がどこに行っても俺はそこで待っているからな」とTAKESHITAに宣戦布告したリコシェは「TAKESHITA、俺はお前と1対1で戦うまで、次から次へと目の前の相手を倒し続ける。そして俺が新たなインターナショナル王者になる」と再挑戦への執念をむき出しにした。