F1第19戦アメリカGPの決勝レースが行なわれ、フェラーリのシャルル・ルクレールが優勝。RBの角田裕毅は14位でフィニッシュした。
ルクレールは1周目のターン1で、ポジションを争っていたフロントロウスタートのランド・ノリス(マクラーレン)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の2台をまとめてオーバーテイク。一気に首位に浮上した。
ルクレールはそのまま終始レースをリードし、56周を走り切ってトップチェッカー。2位にもカルロス・サインツJr.が入り、フェラーリが1-2フィニッシュを達成した。
3位争いは、フェルスタッペンとノリスのふたりで白熱。最終盤まで激しいバトルが展開されたが、ノリスがオーバーテイクを成功させた。ただこれはコース外から抜いたとして5秒加算のペナルティ。食い下がったフェルスタッペンが3位を手にした。ノリスは4位だった。
角田裕毅(RB)は、昨年までのチームメイトであるピエール・ガスリー(アルピーヌ)とのバトル中に単独スピンを喫するなどうまくいかないレースとなり、14位でフィニッシュ。一方で今回からチームメイトとなったリアム・ローソンは、19番手と後方からのスタートだったにもかかわらず9位で入賞。チームに貴重なポイントを持ち帰るとともに、角田を下して大きく株を上げることになった。