『海に眠るダイヤモンド』/©TBS

日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)で女優・池田エライザが演じた謎の歌手・リナ。初回となった20日放送回では、彼女の「あるセリフ」に大きな注目が集まった。

 
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■同作のあらすじ

『海に眠るダイヤモンド』/©TBS

昭和の高度成長期・1955年の長崎県・端島と現代・2018年の東京を舞台に、そこに住む人々の愛・友情、家族の物語を綴っていく同作。主演の俳優・神木隆之介は端島に生きる真っ直ぐな性格の青年「鉄平」と夢も希望もやる気もない東京のホスト「玲央」の2役を演じている。


『海に眠るダイヤモンド』/©TBS

初回では、現代・新宿での玲央と謎の高齢女性・いづみ(宮本信子)との「出会い」、島外の大学卒業後に石炭産業で躍進する端島に帰ってきた鉄平達と謎の女性・リナとの「出会い」が描かれていった。

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■リナが端島を去る?

日本有数のグループ企業・鷹羽鉱業の持ち物で、長崎の沖合いに浮かぶ480m×160mの小さな島・端島。人口は4,000人以上で8割が鉱員とその家族、島内には食堂や商店、映画館や床屋、小中学校・病院・郵便局など生活に必要な施設が揃っている。

そんな端島で職員クラブの女給して働きはじめたリナだったが、鷹羽鉱業のお得意先・製鉄会社の社長と揉めてしまう。女給をクビになり島から去ろうとした彼女だったが、鉄平の機転により島に残り「歌手」としての一歩を踏み出すこととなった。

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■リナが明かした本音

今回の放送で、島を去ろうとしたリナが口にした「いっつもそう、やっと見つけたと思ってもうまくいかなくて。1人で根っこがちぎれた海藻みたいに漂って流されて、転々と…そういう人生」とのセリフに視聴者が敏感に反応している。

同作の主題歌は人気バンド・King Gnuが書き下ろした新曲「ねっこ」で、物語の中心となったリナの口からも「根っこ」との言葉が出てきたからだ。

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■“主題歌回収”に視聴者も反応

King Gnu「ねっこ」との表記が目立っていたオープニング、エンディングで流れた「ねっこ」の美しいメロディと歌声が披露された第1話。謎だらけの物語と相まって、多くの視聴者はリナのセリフと主題歌のつながりにも興味津々となっている。

「海に眠るダイヤモンド、引き込まれるね。エライザさんの『ねっこ』からのKing Gnuの『ねっこ』」「ドラマの中で『ねっこ』ってワード出てきた!」「スタートからいきなり主題歌と出て、1話目から主題歌のタイトルがドラマ中のセリフに出てくるとは」と初回早々から、突然の主題歌回収に触れる声が殺到。

また「もしかして主題歌ここから?」「もしかしてねっこはリナ目線の曲だったりする?」との推測も盛り上がっていた。

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■第1話・場面カット

『海に眠るダイヤモンド』/©TBS

『海に眠るダイヤモンド』/©TBS

『海に眠るダイヤモンド』/©TBS


『海に眠るダイヤモンド』/©TBS

『海に眠るダイヤモンド』/©TBS

『海に眠るダイヤモンド』/©TBS


『海に眠るダイヤモンド』/©TBS

『海に眠るダイヤモンド』/©TBS

『海に眠るダイヤモンド』/©TBS

(文/Sirabee 編集部・サバマサシ