このたびXの「ブロック機能」が仕様変更になったが、その変更内容を巡り、ユーザーから非難が殺到する事態となっている。
これまでのXは、相手をブロックすると、そのアカウントから自分の投稿が閲覧できなくなり、「いいね」やリポストも行えなくなっていた。また、自分のタイムラインから相手の投稿を非表示にすることができた。
ところが、新しい仕様では、ブロックすると相手は「いいね」やリポストはできないものの、投稿自体は閲覧できるようになっている。このため、ユーザーから、《マジで全く意味がわからない リプが来ないとかじゃなくて、表示して欲しくないの!関わりたくないじゃなくて『見たくない』『見せたくない』なの!》《ここまでの改悪は見たことない》《イーロンは一体、何がしたいんや》などと、一斉に苦情があがったのだ。ITライターが語る。
「そもそもイーロン・マスク氏は、ブロック機能について消極的で、昨年8月には『将来的にブロック機能の廃止を行いたい』と口にしています。確かに《ブロックされてもアカウントを切り替えれば見られるから同じこと》という声もあり、ブロック機能についての賛否は大きく分かれていますね」
これまでも様々な仕様変更を行ってきたX。ブロック機能についても、果たして今回の変更で終わるのか、あるいはマスク氏の意向通りに廃止となってしまうのか、ユーザーは気が気ではないようだ。
(ケン高田)