敵将も逆境を乗り越えたドジャースの底力に感服!「組織全体として本当に素晴らしい」 メッツ指揮官が冷静な分析「彼らには嵐を乗り切る力がある」

 圧巻の強さに相手球団も舌を巻いた。

 大谷翔平や山本由伸を擁するロサンゼルス・ドジャースは現地10月20日、本拠地ドジャー・スタジアムでニューヨーク・メッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦に臨み、10対5と大勝。これでシリーズの対戦成績が4勝2敗となり、2020年以来4年ぶりとなるリーグ優勝、ワールドシリーズ進出を決めた。

【動画】大谷翔平&山本由伸も登場! ドジャースのシャンパンファイト この結果には、敵将も賛辞を惜しまない。試合後、メッツの地元放送局『SNY』は、記者会見に応じるカルロス・メンドーサ監督の姿を公開。その中で指揮官は、「まずドジャースを祝福したい。本当にいいチーム。多くの逆境に立ち向かい、ワールドシリーズで戦う機会を手にした」と語り、球団関係者や選手に称賛の言葉を送っている。

 また、「選手層が厚くて優秀」とドジャースの強さを表現したメンドーサ監督は、「重要な選手が多く欠けているが、それでも本当にいいチームだ。だからこそ彼らは勝ち進んできた」と冷静に分析。さらに、「嵐を乗り越えていく力がなければならないが、彼らはまさにそれを持っている」と続け、その後も次のように分析していた。

「チームや組織全体を見れば、彼らが長い間、毎年のようにそうしてきたのだとわかる。僕らの目標にすべきだ。彼らのようになるだけでなく、より優れたチームになること。それは簡単なことではない。やらなければならないことがたくさんある。ただ僕らは、その方向にいい一歩を踏み出せたと思う。改めて祝福したい。組織全体として本当に素晴らしい」

 なお、ドジャースvsヤンキースの頂上決戦は、現地25日(日本時間26日)に開幕予定。はたして最高峰の舞台では、どんなパフォーマンスが見られるか、彼らの戦いぶりに注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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