日本バレーボール協会（JVA）は10月21日に都内で定例理事会を行なった。川合俊一会長と國分裕之専務理事がオンライン取材に応じ、男子日本代表監督の候補者を選任したと報告した。
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今夏のパリ五輪まで男子日本代表を率いたフィリップ・ブラン監督が８月に退任。國分専務理事は、次期監督候補者について「これから、正式にご本人ならびに所属先等との調整に入るため、現時点での氏名の発表は控えたい」と具体的な名前を明らかにしなかったが、「11月には発表したい」と見通しを語った。
一方、川合会長は「担当者レベルで本人と話し合いはできている」と話す。「新しい監督がどこにお住まいになるか分からないので、そういったところの家賃を出すか出さないか、自分の生まれたところに帰ったりする時の旅費などの細かい調整はこれから。それが済み次第発表できる」と交渉が最終段階に入っていると説明した。
現時点ではSVリーグ・大阪ブルテオンの監督を務めるロラン・ティリ氏が最有力候補とみられている。川合会長は、監督選任の基準について「パリ五輪であと一歩のところでメダルを逃した。それ以上の成績を収めていただける方が第一。そして、B代表やアンダーカテゴリーなども通して強化していくことを考えていただける方」と重きを置く点を挙げた。
構成●THE DIGEST編集部
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