ニューヨーク・ヤンキースとクリーブランド・ガーディアンズにより争われたア・リーグ優勝決定シリーズは、4勝1敗でヤンキースが制した。
現地時間10月19日の第5戦では、延長戦の末に5対2でヤンキースが勝利している。2対2の同点から、10回にフアン・ソトの3ランホームランで勝利を決定付けた。この日は同じく打線の軸を担う、ジャンカルロ・スタントンにも本塁打が飛び出しており、まさにヤンキースが誇るタレントの活躍が白星を呼び込む原動力となったと言えるだろう。
そしてもう1人、ここまでポストシーズンでは鳴りを潜めているものの、レギュラーシーズンで58本塁打を記録した主砲アーロン・ジャッジも含めた3選手のワールドシリーズでの活躍に、現地メディア『USA TODAY Sports』も期待を寄せている。ヤンキースがリーグ優勝を決めた翌日、同メディアより「ソト、スタントン、ジャッジ。スター揃いのヤンキースがついにワールドシリーズへの壁を乗り越える」と銘打った特集記事が配信された。
トピックでは、打線の中心となるソト、スタントン、ジャッジの3選手のパフォーマンスに言及。ガーディアンズとの5戦目で決勝弾を放つなど勝負強さを発揮したソトに対しては、「ヤンキースが彼をニューヨークに連れてきた目的通りの活躍を見せた」と評価。また「ポストシーズンでは33打数11安打を記録した」とここまでのスタッツも記している。
同じく好調を維持するスタントンにも、「2017年オフの加入以降、苦しいシーズンが多かった」としながらも、「この10月はすべてがうまくいった」と好調ぶりを強調しており、「アーロン・ブーン監督が好んで言うように、彼がラインナップにいるときは常に存在感を示してくれた」と賛辞も綴っている。
また、ポストシーズンの打率が1割台と不振のジャッジに対しては、「優勝決定シリーズで2本塁打を記録した」と説明しながら、「ポストシーズン通算でOPS.773、15本塁打」と過去の実績をフォーカスしている。
同メディアは、「今の彼らは止められない。この10月は7勝2敗。見事にワールドシリーズにたどり着いた。ドジャースが相手でも負けはしない」とチーム力を評している。
2009年シーズン以来となる念願の世界一へ勢いを増すヤンキース。球界屈指の名門が誇るスラッガーたちの活躍こそ、勝利へのカギとなるはずだ。
構成●THE DIGEST編集部
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