チャールズ・ダーウィン財団、国際環境NGO「EARTHWATCH」とコラボレーションしたG-SHOCK

 カシオ計算機は、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新モデルとして、チャールズ・ダーウィン財団とのコラボレーションモデル「GA-B2100CD」を11月に発売する。価格は2万6950円。

●環境に配慮した機能と素材で、豊かな自然への想いを形に



 チャールズ・ダーウィン財団とのコラボレーションモデルとなるGA-B2100CDは、ガラパゴス諸島に生息する動物たちの愛らしい姿を、鮮やかなカラーとユニークなデザインで表現した。ベースモデルはスマートフォンリンク、タフソーラーを搭載した「GA-B2100」で、原料に再生可能な有機性資源を含むバイオマスプラスチックをベゼルやバンドに使用することで、環境に配慮した機能と素材で、豊かな自然への想いを形にした。

 ラインアップは、世界で唯一海に潜って採餌するイグアナとして知られるガラパゴスウミイグアナの体色を赤と黒のツートンカラーで表現した「GA-B2100CD-1A4」と、赤道直下の熱帯海域で見られる唯一のペンギン、ガラパゴスペンギンの白と黒の愛らしい容姿をイメージした「GA-B2100CD-1A7」の2モデル。

 9時側の小針と遊環には、デフォルメしたガラパゴスウミイグアナとガラパゴスペンギンのモチーフをデザインし、裏蓋にはチャールズ・ダーウィン財団のロゴとスペイン語の財団名を刻印。バンドには「私はガラパゴスの保全を支持します」というメッセージをスペイン語であしらった特別仕様となっている。

 また、絶滅危惧種に指定されているシマフクロウをモチーフにデザインした、国際環境NGO「EARTHWATCH(アースウォッチ)」とのコラボレーションモデル「GW-9501KJ」を11月に発売する。価格は6万4900円。

 シマフクロウは極東地域に生息し、日本では北海道に分布する、フクロウ目フクロウ科ワシミミズク属に分類される鳥類。絶滅の恐れが最も高い絶滅危惧IA類に指定されている。G-SHOCKは「Love The Sea And The Earth」というテーマを掲げさまざまな環境保護団体とコラボレーションしており、その一環として2009年からEARTHWATCHの活動をサポートしている。

 そのEARTHWATCHとのコラボモデルのGW-9501KJは、「Master of G(マスターオブG)」シリーズの「MUDMAN(マッドマン」をベースモデルに採用し、森林破壊などにより絶滅が危惧されているシマフクロウをモチーフにデザイン。ブラウンの樹脂でシマフクロウの羽毛を表現し、ベゼルのステンレススチール製パーツにはシマフクロウの瞳をイメージしたゴールドのIPコーティングを施している。環境への配慮として、素材にはバイオマスプラスチック、パッケージには再生紙を使用した専用ボックスを採用した。