21日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)に、タレントのマツコ・デラックスさんが出演。共演者が学生時代に経験したアルバイトのエピソードに驚愕した一幕がありました。

■“制服がない”居酒屋店

「思い出に残っているバイト」というテーマのなかで、株式トレーダーの若林史江さんは「人生で1回だけしたことあるんですけど…」「そこには、(店の制服が)なかったんですよ。みんな学生で学校帰りに来るから、『制服でやっていいよ』って言われたんです」と切り出します。

当時高校生だった若林さんは「着替えなくてもいいし超楽じゃん!」としか思わなかったそう。

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■バイトは全員女子高生で大盛況

当時は、「ルーズソックス+ミニスカート」が流行っていた時代で、「そのお店、今考えると従業員は全員女子高生だったんですよ。で、すっごい流行ってたの」と若林さん。

マツコさんも「だからさ、“現役女子高生居酒屋”ってことでしょ?」と言及し、若林さんは「そういうことなの。別にそれを謳ってないし、普通のごはんがおいしい料理屋さんだった」。

「そこで何かお触りがあるわけでもなく、普通の居酒屋なんだけど、短いスカートにルーズソックスで、エプロンをした子が働いていたわけ」と店の様子を振り返ります。

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■マツコも「なかなか考えたよね…」

これにマツコさんも「店主はなかなか考えたよね、すごいアイディアマンよね…」と感心し、「(コスプレじゃない)ガチ女子高生! むしろ、コスプレで女子高生の格好している店のほうが高いわよね? 普通の価格なんでしょ?」と確認します。

若林さんは「本当に普通の居酒屋さん。何度も言うけどすっごい大繁盛してたの!」と強調しつつも、「でも、今考えると…」「居酒屋さんって(普通の店なら)女性客もいるわけじゃないですか、例えば男女の組とか。全部おじさんだった…。そういうことだよね?」ともコメント。

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■「完全に利用されてた」大人になって気づく

マツコさんは、「完全に利用されてたのよ、あんたたち(笑)」「お客さんだってさ、別に女子高生がいるから行こうって感じじゃなく、普通に居酒屋に行ったら女子高生がいた…っていう体で行けるからね。全員が“体”でいけるから」と、巧妙なカラクリを指摘します。

若林さんは「普通の1000円ぐらいの時給で(利用されていた)」と苦笑しつつ、「大人になってからカラクリが分かりました」としみじみつぶやいていました。

(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい