横浜、中国の山東と2-2ドロー。先制を許し、ロペス&ヤン・マテウス弾で逆転も92分に痛恨の失点【ACLE】

 横浜F・マリノスは現地10月22日、アジア・チャンピオンズリーグエリートのリーグステージ第3節で中国の山東と敵地で対戦した。

 立ち上がりからポゼッションで上回る横浜が果敢に攻め込む。両サイドや中央でも起点を作りながらチャンスをうかがうが、相手の人数をかけた堅い守備をなかなか崩せず。ゴール前までボールを運べても、フィニッシュで怖さを与えられない。

 攻めあぐねる展開のなか、山東のシンプルかつ力強いカウンターには慌てることなく対応。個々が集中した守備でピンチを未然に防ぐ。デュエルでも簡単に負けない。

 だが43分、横浜は警戒していた山東の“助っ人トリオ”にゴールをこじ開けられる。ボックス内でバレリ・カザイシュビリの突破を止めきれず、こぼれたボールを拾ったゼカの落としから、クリサンの狙いすましたグラウンダーのシュートにGK飯倉大樹が懸命のセービングも止められなかった。
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 1点ビハインドで迎えた後半、51分にゼカの決定的なヘディングシュートをエドゥアルドがゴールラインぎりぎりでクリア。その直後の攻撃では、加藤聖のクロスから植中朝日が至近距離で狙うも、相手GKの好守に阻まれる。

 それでも54分のビッグチャンスは仕留めてみせた。左CKをニアでエドゥアルドが後方に流し、フリーのアンデルソン・ロペスがヘッドで押し込んだ。

 その後も一進一退の攻防が続くなか、87分に横浜が試合をひっくり返す。左サイドからの攻撃で、加藤蓮がつないだボールに最後はヤン・マテウスが左足を振り抜き、ネットを揺らした。

 このまま逃げ切りたかったが、90+2分、右サイドを崩され、最後はジョン・ジョンにヘディングで押し込まれて失点。試合はそのまま2-2でタイムアップとなった。

 3試合を終えて1勝1分1敗の横浜。次節は11月6日にホームでタイのブリーラム・ユナイテッドと相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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