柔らかくて口の中でとろける生キャラメルは、自分で作ると砂糖や水あめなど多くの糖分を入れるため、罪悪感にさいなまれることも。『家事ヤロウ!!!』(テレビ朝日系)で紹介していた「みりん生キャラメル」は、砂糖を使わずに生キャラメルが作れるらしい。気になったので、編集部でも試してみた。

 
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■材料は2つ

使う材料は、たった2つ。みりん200mlと生クリーム200mlだけだ。1:1の割合と覚えておくといいかも。

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■煮詰めて冷やすだけ

作り方もとても簡単。鍋にみりん200mlと生クリーム200mlを入れたら、中弱火でゆっくり30分温めていく。煮詰まったら、冷蔵庫で冷やすだけだ。色がだんだんとキャラメル色になっていくので、じっくり加熱していこう。火をつけて最初のうちは生クリームの白色である。

沸騰してくると、どんどん水分が飛んでいく。と同時に色も白色から薄い茶色へと変化していく。焦げないように、鍋の底からしっかり混ぜながらとろっとするまで煮詰めよう。

冷やすときの容器はなんでもいいが、今回はパウンドケーキの型を使った。ある程度煮詰まってから型に入れるまでは、時間との勝負だ。すぐに固まってくるので鍋から早めに移し替えよう。取り出しやすいよう、型にはクッキングシートを敷いてある。

粗熱が取れたら、冷蔵庫で1時間ほど冷やしてカットすれば完成だ。今回は、キャラメルらしい形に切ってみた。

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■口の中でとろけて上品な甘さが広がる

生キャラメルなので、冷やしてあっても手で持つとすぐに柔らかくなる。食べてみて驚いた。砂糖やシロップ、はちみつなどは一切使っていないのに上品な甘さ。口に入れると、とろける食感がたまらない。

砂糖だけではなく、油も一切使っていない。生クリームの油分だけなのに、お店で買ってきた生キャラメルと変わらない美味しさ。ヘルシーでほぼ失敗のない生キャラメル、ぜひおうちで食べる極上スイーツとして試してみてほしい。

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■執筆者プロフィール

池田かおるこ:グルメ、レビュー記事をメインに執筆しているライター。

日々の晩酌をいかに美味しく楽しむかは、もはやライフワークに。簡単でコスパ良し、激ウマなお酒に合うレシピを探して実践中。「特別な材料や凝った調理法はなし。でも美味しい」と思えるレシピを中心に紹介します。

(取材・文/Sirabee 編集部・池田かおるこ