【NBA】八村塁が18得点、5リバウンド、2スティール。レイカーズは2016年以来の開幕戦勝利!<DUNKSHOOT>

 現地時間10月22日(日本時間23日、日付は以下同)、NBAの2024-25シーズンが開幕。ロサンゼルス・レイカーズはホームのクリプトドットコム・アリーナでミネソタ・ティンバーウルブズと対戦した。

 今オフ、新HC(ヘッドコーチ)にJJ・レディックを迎えたレイカーズの先発は、昨シーズンの後半戦と同様、ディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、八村塁、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスの5人が名を連ねた。

 ワシントン・ウィザーズ時代のルーキーイヤー(2019-20シーズン)以来となる開幕戦スタメンに抜擢された八村は、開始早々に右45度付近から3ポイントを決めると、次のオフェンスではドライブから豪快なダンクでフィニッシュ。さらにルディ・ゴベアのショットをブロックするなど守備でも存在感を放った。

 22-23と1点ビハインドでスタートした第2クォーター、八村は序盤にオフェンシブ・リバウンドからレイアップ、中盤にはミドルジャンパーと自身のショットミスを自ら拾ってレイアップを決める。残り4分にはレブロンとブロニー・ジェームズがコートに立ち、NBA史上初の親子共演が実現した。

 このクォーターでレイカーズは八村やデイビスを中心に33得点を奪い、ディフェンスではウルブズを19得点に封じ込め、55-42と逆転して後半戦へ。
  第3クォーターのレイカーズはレブロン→デイビスのアリウープでスタート。八村は残り9分30秒にジュリアス・ランドルの上からダンク、その1分後にはフリースロー2本を確実に決めて15得点目をマークする。レイカーズは終盤にウルブズに連続得点を許すも、それでも82-74と8点リードで第4クォーターへ。

 最終クォーター、レイカーズはウルブズのナズ・リードにフリースロー&3ポイント、ゴベアのダンクで、一気に4点差に詰められる。しかし、タイムアウト後にラッセルのジャンパー、レブロンのレイアップ、ジャクソン・ヘイズのアリウープと流れを引き戻した。

 ウルブズもアンソニー・エドワーズの個人技で対抗するが、レイカーズもデイビスの攻守にわたる活躍でリードを維持。八村は残り5分にデイビスのパスからフェイダウェイジャンパーを沈めた。

 その後もレイカーズは速攻からリーブスのレイアップやレブロンの3ポイントで点を重ね、110-103でウルブズを撃破。チームにとっては2016-17シーズン以来となる開幕戦勝利となった。

 レイカーズはデイビスが36得点、16リバウンド、4アシスト、3ブロック、レブロンが16得点、4リバウンド、4アシスト、リーブスが12得点、9リバウンド、4アシスト、ラッセルが9得点、5アシスト、ベンチからヘイズが10得点をあげた。

 八村は35分間の出場で18得点、5リバウンド、1アシスト、2スティール、1ブロック、フィールドゴール成功率50%(7/14)、3ポイント成功率25%(1/4)、フリースロー成功率75%(3/4)、出場時の得失点差+19はチームトップの数字だった。

 レイカーズは25日にホームでケビン・デュラント、デビン・ブッカー、ブラッドリー・ビールのビッグ3率いるフェニックス・サンズと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部