「驚くことに彼の報酬はジョーンズとブラッドリーより高い」出番激減の遠藤航は稼ぎすぎ? 英メディアが指摘「今季合計で出場90分に満たない。未来があるとは…」

 リバプールの遠藤航は今季、アルネ・スロット監督の下でピッチに立てない日々が続いている。

 加入1年目の昨季は、ユルゲン・クロップ前監督から賛辞も寄せられた。だが、今季は一転して苦境に立たされている。満足に出場機会を得られなければ、厳しい声は増していくかもしれない。

 英メディア『FootballFanCast』は10月22日、遠藤がアカデミー出身のカーティス・ジョーンズやコナー・ブラッドリーよりも高額な報酬を手にしていると指摘。未来ある若手を重視すべきとの見解を示した。

 同メディアはジョーンズが週給1万5000ポンド(約300万円)、ブラッドリーが1万ポンド(約200万円)と報道。「今季出場時間を得られていない選手が、クラブでの将来がないように思われるにもかかわらず、ふたりの合計金額の2倍を稼いでいるのは驚きだ。ワタル・エンドウである」と伝えた。

「経験豊富な日本人MFのエンドウは、昨年夏に1620万ポンド(約32億4000万円)でシュツッツガルトからリバプールに加入した。中盤の強さと層の厚さが必要ななかで、彼は安価な解決策を提供し、チームにクオリティをもたらした」

 クラブでの1年目は重要な役割を担った。クロップの下で43試合に出場し、主要なメンバーとなった。しかし、ライアン・フラーフェンベルフが6番として有力な選択肢に台頭したことで、スロットはエンドウに今季わずか4試合、85分の機会しか与えていない」
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 さらに、FootballFanCastは「1試合を除いてベンチ入りはしているものの、31歳の彼がスロットの長期契約に含まれていないことは明らかだ」と続けている。

「驚くことに、その彼の報酬は、ジョーンズとブラッドリーより高い。週給5万ポンド(約1000万円)と言われ、アカデミー出身コンビの2倍、ジョーンズ単独の3倍超だ。アンフィールドで今季を終えるとして、移籍金と2シーズンの報酬で、彼はリバプールにとって2140万ポンド(約42億8000万円)のコストがかかることとなる」

 同メディアは「2月で32歳になり、今季合計で出場90分に満たないことから、彼にクラブでの未来があるとはあまり考えられない。2025年には退団が認められるとも報じられている」と締めくくった。

「かかっているコストの金額を考えれば、ジョーンズとブラッドリーを報酬2倍の新契約で報いるほうが、クラブにとって良いかもしれない。彼らはクラブの未来だからだ」

 遠藤の貢献は昨季で示されている。一方で、生え抜きの若手を重用していくことも大切だ。スロットのかじ取りが注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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