エディオン、「ビジュ家電」でZ世代を雑貨店から呼び込む

●Z世代は将来のメイン顧客



 第二弾となる「カーボンヒーター」と「セラミックヒーター」はZ世代向けに「ビジュがいいヒーター」として開発。カーボンヒーターはフック付きでコンパクトさを重視して持ち運びしやすくした。

 セラミックヒーターは、強・弱・送風の3段階のシンプルな切り替えで、上下の風向きを調整できる。オフシーズンはコードバンドで電源コードを巻いて背面にくっつけて収納しやすくした。

 Z世代向けにSNSを活用した販促も仕掛ける。エディオン公式Xのフォロワー数は35万人、InstagramとTikTokはそれぞれ8万人いる。こうした人たちに向けて第一弾のときと同様、フォロー&リポストキャンペーンを展開する。

 「ビジュ家電」は将来のメイン顧客となるZ世代を新規顧客として取り込むため、エディオンの経営戦略上も重要なポジションにある。(BCN・細田 立圭志)