河村勇輝、NBAデビューは次戦以降にお預け。グリズリーズはモラントらの活躍で開幕戦勝利<DUNKSHOOT>

 現地時間10月23日、河村勇輝が所属するメンフィス・グリズリーズは2024-25シーズンの開幕戦でユタ・ジャズと対戦。2WAY契約を結ぶ河村はベンチ入りを果たしたものの、コートに立つ機会は訪れず、日本人4人目のNBAデビューは次戦以降にお預けとなった。

 グリズリーズのスターティングラインナップはジャ・モラント、デズモンド・ベイン、マーカス・スマート、サンティ・アルダマ、224cmの大型新人ザック・イディーの5人。ロスター17人中5人が故障離脱していることもあり、河村は初戦から出場可能メンバーに名を連ねた。

 試合は前半だけで26本中12本成功とグリズリーズの3ポイントが高確率に決まり、61-50とリードして折り返す展開。グリズリーズは第1クォーターからベンチ入り12人のうち、河村を除く11人を起用したが、日本期待の背番号17に声がかかることはなかった。
  後半はジャズが反撃に転じ、第4クォーターには一時逆転に成功したものの、そのたびにグリズリーズの主軸が気を吐き流れを渡さず。なかでも終盤はエースのモラントが圧倒的な個人技で戦況を打開し、126-124と接戦を制する原動力となった。

 敵地で初陣を飾ったグリズリーズはスペイン代表のアルダマが5本の3ポイントを含む27得点、ベインが24得点、モラントが約28分間で22得点、10アシストをマーク。

 期待のイディーは14分44秒間で6ファウル退場(5得点、5リバウンド)と苦いデビューとなったが、河村と同じ2WAY契約のジェイ・ハフがベンチから22分コートに立ち、13得点、5リバウンド、2ブロックと勝利に貢献した。

 グリズリーズの次戦は25日(日本時間26日)、敵地でヒューストン・ロケッツと対戦。翌26日(同27日)にはホーム初戦でオーランド・マジックを迎える。河村のデビューは見られるか、引き続き注目だ。

構成●ダンクシュート編集部

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