「ゾッとする」フィニッシュ連発で無得点のドイツ代表FWに批判殺到も…母国メディア「2025年夏までロンドンに留まるのは明らか」

 風当たりが強まる一方だ。トッテナムに所属するドイツ代表のFWティモ・ヴェルナーに批判が殺到している。

 24年1月、RBライプツィヒからスパーズにレンタル移籍したヴェルナーは今シーズン、公式戦9試合に出場(プレミアリーグ6試合、ヨーロッパリーグ2試合、リーグカップ1試合)。しかし、1対1のビッグチャンスをフイにするなど決定力不足を露呈し、ここまで1ゴールも記録できていない。

 SNS上はファンからの批判であふれ、直近のウェストハム戦後には(ヘディング)シュートミス、パスミス、軽い守備が収められたまとめ動画まで出現。助け舟を出す識者も見当たらず、90年代のチェルシーなどで活躍した元スコットランド代表のクレイグ・バーリー氏に至っては、ヴェルナーのフィニッシュは「ゾッとする」と手厳しい。『ESPN』のYouTubeチャンネルで次のように語った。

「繰り返しになるが、彼を悩ませたいわけじゃない。しかし、言おう。ティモ・ヴェルナーのことだ。彼はドイツでなんだってできたが、イングランドでは何もできていない」
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 ドイツメディア『シュポルト・ビルト』によれば、スパーズのアンジェ・ポステコグルー監督は「ゴールは大切だが、それだけじゃない。彼はファンタスティックな選手だ。すべてがあの(決定機逸の)瞬間に集約されるのは腹立たしい」と擁護しているが、その信頼が揺らいでもおかしくないパフォーマンスが続いているのは確か。

 現在28歳と老け込む年齢ではなく、きっかけひとつで量産態勢に入ることもあるのがストライカーだ。そんなヴェルナーについて、『シュポルト・ビルト』は「2025年夏までロンドン(トッテナムのホームタウン)に留まるのは明らか。1200万ユーロの買い取りオプションも付いている」と伝えるが、はたして批判をかき消すような活躍を見せられるか。

 ドイツ代表でかつてミロスラフ・クローゼの後継者にも挙がったFWの意地に期待したい。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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