【日本ハムの外れドラ1指名・柴田獅子ってどんな選手?】投打両面で非凡な才能を発揮するポテンシャル抜群の“福岡のレオ”

 10月24日に行われたドラフト会議で、日本ハムが柴田獅子(福岡大大濠高)を外れ1位指名し、ソフトバンクとの競合を制して交渉権を獲得した。彼が一体どんな選手なのかを紹介しよう。

【名前】柴田獅子(しばた・れお)
【生年月日】2006年4月18日(18歳)
【出身地】福岡県
【身長/体重】186cm/85kg
【守備位置】投手
【投打】右投左打
【経歴】福岡大大濠高

【2023ドラフト候補ランキング最終版|1~10位】東洋大・細野、青山学院大・常広、国学院大・武内…1位は果たして<SLUGGER>
  190センチ近い長身から、最速149キロのストレートと高威力のスライダーを投げ下ろす超高校級右腕。高校通算19本塁打と打力も平均以上で、投打両面でプロスカウトから熱視線を浴びていた。

 2年時まではほぼノーマークだったが、今年夏の福岡大会3回戦で5回参考記録ながらノーヒッターを達成。準々決勝ではリリーフ登板で5.1イニングを1安打無失点に抑えた上に同点ソロ本塁打を放つなど、最終学年に入って急速に存在感を増してきた。今では高校の先輩である“山下舜平大(オリックス)2世”との呼び声も高い。

「獅子」と書いて「れお」と読む名前は、祖父が西武ファンだったことに由来するが、今ドラフトでは新庄剛志監督が直々に交渉権を引き当てた。プロでは“日ハムのレオ”として存在感を発揮できるか。

構成●SLUGGER編集部