【巨人の外れドラ1指名・石塚裕惺ってどんな選手?】木製バットへの対応力も高い走攻守三拍子揃った高校球界No.1ショートストップ

 10月24日に行われたドラフト会議で、巨人が石塚裕惺(花咲徳栄高)を外れ1位指名し、西武との競合を制して交渉権を獲得した。彼が一体どんな選手なのかを紹介しよう。

【名前】石塚裕惺(いしづか・ゆうせい)
【生年月日】2006年4月6日(18歳)
【出身地】千葉県
【身長/体重】181cm/82kg
【守備位置】遊撃手
【投打】右投右打
【経歴】花咲徳栄高

【2024ドラフト候補ランキング最終版|1~10位】明治大・宗山と関西大・金丸が文句なしのワンツー。より高評価だったのは…<SLUGGER> 走攻守三拍子揃った高校球界No.1ショートストップ。今夏の甲子園では1回戦で敗退したものの優れた素質を大いにアピールし、プロのスカウトからも「高校生の中に1人だけ大学生がいるみたい」と高評価を得た。その後に行われたU-18アジア選手権では日本代表の4番を務め、出塁率.455を記録した。

 高校通算26本塁打を放った一方で、バットコントロールも光る。木製バットへの適応力も高く、8月に行われた大学日本代表との一戦では篠木健太郎(法政大)から二塁打を放ってみせた。肩の強さや守備範囲の広さも申し分なく、攻守でチームを牽引するショートストップへの成長が期待される。

構成●SLUGGER編集部