10月24日に行われたドラフト会議で、広島東洋カープが佐々木泰(青山学院大)を1位指名し、交渉権を獲得した。彼が一体どんな選手なのかを紹介しよう。
【名前】佐々木泰(ささき・たい)
【生年月日】2002年12月24日(21歳)
【出身地】岐阜県
【身長/体重】178cm/82kg
【守備位置】三塁手
【投打】右投右打
【経歴】県岐阜商→青山学院大
【2024ドラフト候補ランキング最終版|1~10位】明治大・宗山と関西大・金丸が文句なしのワンツー。より高評価だったのは…<SLUGGER> 強肩強打で熱視線を浴びる“戦国東都”でも屈指の三塁手。県岐阜商時代の2020年に行われた甲子園交流試合では、大会を通して唯一の本塁打を記録して注目され、青山学院大でも1年春からレギュラーに。いきなり4本塁打(10試合)をぶち込んでベストナインに選ばれた。
その後は相手の徹底マークにあって低迷。23年秋のシーズンと今年春のシーズンでは打率1割台に終わって評価を下げてしまったが、6月の全日本大学選手権で大爆発。初戦から一発を放ち、準決勝の天理大戦でもホームランを含め4安打6打点の大活躍を見せ、再び評価を挙げてきた。豪快なフルスウィングからのプルヒッティングで、プロでも豪快なアーチをかけてほしい。
構成●SLUGGER編集部
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