10月24日に行なわれたドラフト会議で、ロッテが西川史礁(青山学院大)を1位指名し、2球団の競合を制して交渉権を獲得した。彼が一体どんな選手なのかを紹介しよう。
【名前】西川史礁(にしかわ・みしょう)
【生年月日】2003年3月25日(21歳)
【出身地】和歌山県
【身長/体重】182cm/88kg
【守備位置】外野手
【投打】右投右打
【経歴】龍谷大平安高→青山学院大
【2024ドラフト候補ランキング最終版|1~10位】明治大・宗山と関西大・金丸が文句なしのワンツー。より高評価だったのは…<SLUGGER> 大学日本代表の4番も務めた今ドラフト屈指のスラッガー。龍谷大平安では決して長打が売りの選手ではなかったが、大学でパワーアップに成功。東都大学リーグではMVPを2度受賞。今春の欧州代表戦では侍ジャパンにも召集されて二塁打を放った。
自らも持ち味と語る豪快なフルスウィングが魅力だが、確実性も兼備。大学入学後に遊撃からコンバートされたセンターの守備も平均以上で、4年秋のリーグ戦で死球を受けて人差し指を負傷したものの高評価は変わらず、見事1位指名となった。吉田正尚(レッドソックス)、山川穂高(ソフトバンク)、大山悠輔(阪神)、牧秀悟(DeNA)と「大学日本代表4番」にはプロでも成功した面々がずらりと並ぶだけに、この西川への期待も大きい。
構成●SLUGGER編集部
【表】2024ドラフト候補ランキング最終版1~50位一覧