「すしざんまい」や「ヤマト運輸」も!メルカリのスキマバイトサービスを本格導入

 メルカリは10月23日に、同社の提供しているスキマバイトサービス「メルカリ ハロ」の本格導入を、すしざんまいやヤマト運輸といった新規大型求人パートナーが開始することを発表した。あわせて同日に、「メルカリ ハロ」の中小・小規模事業者に向けた本格提供を開始している。

●大手だけでなく、全国の中小・小規模事業者への本格提供も開始



 「メルカリ ハロ」は、深刻化する人手不足問題を受けて3月に提供が開始されており、サービス登録者数が累計800万人を突破するとともに、パートナー拠点数は12万店舗を突破した。

 メルカリが、「メルカリ ハロ」を通じて勤務した働き手(クルー)を対象に実施したアンケートによれば、クルーの約54%がはじめてスキマバイトを利用した「スキマバイト初心者」であり、掲載されている求人の78%が「未経験者歓迎」の求人であり、これまでにスキマバイトを経験したことがなかった人でも、気軽にスキマバイトを始められることがわかる。

 スキマバイトサービスに今後期待することとしては、「求人の数を増やしてほしい」(60.6%)、「自宅・職場・学校に近い求人を充実させてほしい」(57.1%)といった意見が寄せられたことから、より豊富な求人を取り揃え幅広いスキマバイト体験を提供すべく、今回の大型求人パートナーによる全国展開と、中小・小規模事業者に向けたサービスの本格提供開始に至った。

 全国に拠点を構える大手求人パートナーによる「メルカリ ハロ」の本格導入としては、寿司チェーン大手のすしざんまいが11月以降に「メルカリ ハロ」の導入を全国へ拡大するほか、物流業界の最大手であるヤマト運輸も「メルカリ ハロ」の本格導入を開始している。ほかにも、多くのパートナーが「メルカリ ハロ」の導入を決定しているという。

 あわせて、中小・小規模事業者にとっても人手不足が深刻な課題となっていることから、中小・小規模事業者に向けた「メルカリ ハロ」の本格提供が開始された。これまで、「メルカリ ハロ」において求人掲載が可能な企業は一部に絞られていたが、今後は申し込みフォームから申し込みを行うことで、求人掲載を希望する事業者は審査を経て求人を掲載できるようになっている。