10月24日に行われたドラフト会議で、阪神が今朝丸裕喜(報徳学園高)を2位指名し、球団の競合を制して交渉権を獲得した。彼が一体どんな選手なのかを紹介しよう。
【名前】今朝丸裕喜(けさまる・ゆうき)
【生年月日】2006年6月2日(18歳)
【出身地】兵庫県
【身長/体重】188m/80kg
【守備位置】投手
【投打】右投右打
【経歴】報徳学園高
【2024ドラフト候補ランキング最終版|1~10位】明治大・宗山と関西大・金丸が文句なしのワンツー。より高評価だったのは…<SLUGGER> 高校生投手に好素材が多く集まった今年のドラフトでも、総合力はNo.1と評価を集める長身右腕。188センチの長身から投げ下ろすストレートは最速151キロに達し、スライダー、フォーク、カーブなど変化球のコントロールも一級品だ。
昨年、今年と2年続けてセンバツ準優勝を果たし、今夏の甲子園では1回戦で島根・大社に敗れたものの、9月に行なわれたU-18アジア選手権で侍ジャパンに選出された。
現時点でも高校生離れした完成度を誇るが、1年前から体重が6キロも増えるなど、今後さらなる成長が見込める点もプラス要素。将来像に森下暢仁(広島)を挙げるスカウトもおり、阪神とすれば実際にそのような投手に成長してほしいところだろう。
構成●SLUGGER編集部