10月24日に行なわれたドラフト会議で、中日が吉田聖弥(西濃運輸)を2位指名し、交渉権を獲得した。彼が一体どんな選手なのかを紹介しよう。
【名前】吉田聖弥(よしだ・せいや)
【生年月日】2002年5月23日(22歳)
【出身地】佐賀県
【身長/体重】170cm/70kg
【守備位置】投手
【投打】左投左打
【経歴】伊万里農林高→西濃運輸
【2024ドラフト候補ランキング最終版|1~10位】明治大・宗山と関西大・金丸が文句なしのワンツー。より高評価だったのは…<SLUGGER> ブレーキの利いたチェンジアップが最大の武器の社会人球界屈指のサウスポー。最速152キロのストレートと合わせ、本人も憧れる“杉内俊哉2世”との呼び声も高い。
昨年までは故障続きで一時は引退も考えていたほどだったが、今年の都市対抗予選で27イニング無失点、32奪三振と圧巻の投球。本選でも好投してベスト4入りの原動力となった。まだ22歳だが投球の完成度は評価が高く、さらにまだ伸びしろも多く残しているとあって複数の球団から熱視線を浴びていた。杉内のように、ゆくゆくは沢村賞も獲得できるような投手になれるか。
構成●SLUGGER編集部