現地10月25日に開幕するワールドシリーズを前に、米メディア『FanSided』がロサンゼルス・ドジャースのFA選手の去就を予測した。
「ドジャースの組織全体がワールドシリーズ優勝に目を向けているなか、シーズン終了後にFAとなる選手が市場に出た場合、それぞれどの球団と契約するのだろうか」
引退を表明しているケビン・キアマイアー外野手、引退を検討しているダニエル・ハドソン投手を除き、引き続きドジャースに残留すると予見したのは、クレイトン・カーショウ投手、ブレイク・トライネン投手、オースティン・バーンズ捕手、ミゲル・ロハス内野手の4選手だ。
「34歳のキアマイアーはすでに引退を発表しており、37歳のリリーフ投手ハドソンは昨シーズンオフに引退を検討しながらドジャースと契約。おそらく今オフに引退するだろうと予想する」
「怪我に悩まされたカーショウは、選手オプションを行使するだろう。トライネンも残ると見ている。バーンズには350万ドルの、ロハスには500万ドルのクラブ・オプションが設定されている。両選手ともドジャースで活躍しており、ロサンゼルスは両者と契約するだろう」
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他のFA選手については、古巣に戻る可能性があるという。
「ジャック・フラハティ投手はデトロイトからトレードされるべきではなく、タイガースはタリク・スクーバルに次ぐ2番手の確保を優先すると予想する。ジョー・ケリーはボストン・レッドソックスに戻るだろう。テオスカー・ヘルナンデスは外野手を必要としているトロント・ブルージェイズに、カルチャー面でも給与面でも合致する」
残る2人は、先発のウォーカー・ビューラーと内野も外野もこなせるユーティリティーのエンリケ・ヘルナンデスだ。
「ビューラーはシンシナティ・レッズと契約すると予想する。出身がシンシナティ近郊のケンタッキー州レキシントンであり、レッズ投手陣の軸として勝つ時がやってきた。E・ヘルナンデスは遊撃手を求めているアトランタ・ブレーブスだ。多才な守備力はアトランタにとって価値があるものになるはずだ」
ワールドシリーズ後に迎えるオフシーズンで、ドジャースのFA選手はどのような決断を下すのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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