牛めし・カレー・定食・その他丼の「松屋」が10月22日から、「リトアニア風ホワイトソースハンバーグ定食」(税込880円)を期間限定で販売開始している。今や人気シリーズとなった“松屋で世界の味”最新作の登場ということで、さっそくリトアニア伝統の味を体験しに行ってみた。
2020年に全国発売されて大ヒットとなったジョージアの伝統料理「シュクメルリ鍋」以降、松屋はポーランドやマレーシア、ペルーなど様々な世界の味を独自にアレンジして提供してきた。今回はリトアニア大使館から届いたダイレクトメッセージをきっかけに共同開発がスタート。大使のジーカス閣下にも実食、アドバイスをもらいながらお墨付きのメニューが完成したという。
「リトアニア風ホワイトソースハンバーグ定食」は、鉄板でふっくら焼き上げた松屋自慢のハンバーグに、細かく刻んだマッシュルーム、ベーコンなどがたっぷり入ったホワイトソースがかけられている。まずソースからいただいてみると、かなり塩分強めな濃厚な味わいで、ニンニクのパンチも効いた松屋色が出ており、このソースだけで白飯3杯はいけそうなレベル。
ただ、濃厚な味わいの中にも、きのこの旨味やホワイソースのまろやかさ、ほのかなハーブの爽やかな香りなど味の複雑さもあって、ソースの奥深さも感じさせてくれる。また、細かく刻まれた具材の食感の違いも楽しく、ふんわりとしたハンバーグと一緒にいただくと、ベーコンとの相乗効果でより肉肉しさが強調されて、“肉食ってる感”がハンパない。
これだけ濃厚で肉肉しさマシマシではあるものの、846Kcalとそこまでカロリーは高くない。ノーマルに加えて、チーズや目玉焼きを乗せたメニューもあるので、さらにガッツリいきたい人にはオススメだ。
(小林洋三)