対戦相手の地元メディアが様々な見方だったのは興味深い。
セルティックは10月23日、チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第3節でアタランタと対戦し、敵地で0-0と引き分けた。旗手怜央と前田大然がスタメンに名を連ね、前者は68分、後者は75分までプレーしている。ベンチスタートとなった古橋亨梧は、68分に旗手と入れ替わるかたちで途中出場した。
イタリア大手紙『Gazztta dello Sport』は、採点記事で旗手に及第点未満となる5.5点をつけ、チームのワーストプレーヤーに選出。「1時間強の出場、アレックス・バジェを支えるために継続的にアタランタの嵐の中をかいくぐった。彼がしたことはそれだけだ」と厳しい評価を下している。
また、前田の採点も同じく5.5点。「左サイドでスタートしたが、カウンターの場面では右サイドで好機。あまり火がついていなかった」と、輝くことができなかったとの見解を示した。
一方で、古橋には6.5点をつけ、「前線の小さな悪魔だった。イサク・ヒエンをスピードで苦しめ、守備システムを変えさせた」と、限られた時間でインパクトを残そうとしたストライカーを称賛している。
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ところが、『Eurosport』の採点で古橋は5点。「影響を及ぼすための時間は25分だったが、ヒエンの虚を突いた動きのみで、GKマルコ・カルネセッキを前で浮き球の距離感を誤った。それ以外は目立たなかった」と、印象的でなかったという見方だ。
同メディアの前田の採点は、Gazztta dello Sport紙と同じ5.5点。「カウンターやオープンなプレーでクオリティーを生かせるかと思われた。だが、一時的でしかなかった。ベラト・ジムシティは彼をほぼ打ち消すのに、実質的に15分しかかけなかったからだ」と、早々に存在感を消されたとした。
逆に、旗手には旗手6.5点と高得点をつけ、「セルティックの動きで常に活発、非保持時は貴重だった。ダイナミズムやユーティリティ性をもたらし、いずれにしても非常に難しかった試合で悪い印象を残さなかった」と、攻守両面で活躍したと評している。
いずれにしても、セルティックは昨季のセリエAで4位で、ヨーロッパリーグ(EL)を制したアタランタを相手に、敵地で1ポイントを獲得した。前節でドルトムントに1-7とアウェーで大敗していただけに、クリーンシートでポイントを手にしたのは大きい。
次戦は首位タイに立つ国内でマザーウェルとのリーグ戦に臨む。日本人選手がそろって爆発できることに期待だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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