「つけ麺」ならぬ「つけからあげ」。つけだれに浸してからあげを食べるという新しいスタイルを提供してきた「からやま」に10月25日、新たなつけからメニュー「濃厚つけから定食」が登場しました。
からあげの隣には味玉やメンマ、つけだれは魚介豚骨ベース。違和感たっぷりの見た目が気になって仕方がなかったので、自分の舌で確かめてきた!
からやまと言えば、これまで「温玉つけから定食」や「ネギだく塩ポン酢つけから定食」など、斬新なつけからメニューを提供。
その中の1つにあったのが、2023年に販売された「濃厚つけから定食」です。今回の「濃厚つけから定食」は、これをブラッシュアップしてリニューアルしたメニュー。ビジュアルからして期待に胸が躍ります。ヒャッホーイ!
冒険のニオイに引き寄せられるように、ワクワクしながらお店に到着。テーブルの上も準備万端で、「どうぞ!」と言わんばかりに濃厚つけから定食(税込979円)の写真が目に飛び込んできます。
注文してから待つこと約8分。目の前に濃厚つけから定食が運ばれてきました。からあげが盛られたお皿には、味玉やメンマの他にも大きな海苔やネギもトッピングされています。
つけだれも魚粉の香りがして、まさに「つけ麺」!一瞬からあげを食べに来たのか、つけ麺を食べに来たのか分からなくなってしまいます。それではつけ麺……ではなく、つけからをいただきまーす!
つけだれにネギやメンマを入れると、「つけ麺」感が増します。そこにからあげをたっぷり浸してガブリ!最初は濃厚な魚介豚骨の風味が口の中いっぱいに広がり、徐々に鶏肉の旨味も加わってきます。
食感も外はカリッ!中の鶏肉は柔らかくてジューシーという筆者が大好きなタイプのからあげ。しかも今回は、濃口醤油をベースに数種類の醤油をブレンドしたたれに漬け込んだ「特選醤油からあげ」を使用。醤油の風味とつけだれの相性も良く、鶏肉の旨味を引き立たせています。
合間に味玉やメンマを食べると、また「つけ麺」を食べている感覚に引き戻されます。本当に不思議で楽しいメニューです。
続いては大きな海苔でからあげを毛布のように包んで食べてみます。すると海苔の風味で「つけ麺」感がさらにアップ!からあげとも意外とあって新発見の味です。
ここで筆者は気づきました。料理が到着してから「ずっとニコニコしながら食べている」。恐る恐るまわりを確認してみると、店員さんは見て見ぬふりをしてくれていました。ありがとうございます。
ちなみにつけだれはからあげにだけ使用すると余ってしまうため、キャベツを浸して食べると残さず綺麗に食べきることができるのでオススメです。
今回も完食。大好きなからあげとつけ麺を同時に食べている感覚がして、お得な気分で大満足。ごちそうさまでした!濃厚つけから定食は、「濃厚つけから弁当」(税込961円)でテイクアウトすることも可能です。
(取材・撮影:佐藤圭亮)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 佐藤圭亮 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024102505.html