現地時間10月23日に開催されたチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第3節で、バルセロナとバイエルン・ミュンヘンが激突。開始1分で先制を奪ったホームの前者が、一度は相手エースのハリー・ケインに同点とされるも、その後に得点を重ね、4-1で圧勝した。
注目のビッグマッチは思いがけず、大差がついた。屈辱を味わったドイツの巨人には批判が殺到するなか、バイエルンのレジェンドOBローター・マテウス氏は、絶対的守護神のマヌエル・ノイアーを酷評。ドイツ紙『Bild』でこう言い放った。
【動画】どうしたバイエルン!バルサが開始1分で奪った先制ゴール
「マヌエルを批判したくはないが、今の彼はかつてのようにチームを支える存在ではない。マヌエル・ノイアーはもはやマヌエル・ノイアーではない。止められそうにないボールを止められないから、彼のゴールキーピングは変わってしまったんだ。
以前はあらゆる状況を予測し、360度の視野を持ち、ビルドアップパスで攻撃の起点になっていた。それが今では、ディフェンスに安心感を与えられていない」
図抜けた身体能力で数え切れないほどのビッグセーブを披露してきたノイアーは、来年3月に30代最後の誕生日を迎える。大ベテランの域に入っているなか、今夏に母国で開催されたEURO2024をもってドイツ代表を引退。今季からはクラブでの活動に専念している。
昨季はまさかの無冠に終わったバイエルンに再び栄光をもたらし、“限界説”を吹き飛ばせるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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