「ノイアーはもはやノイアーではない」バルサに惨敗…バイエルン伝説OBが限界説を唱える。現在38歳の守護神は何が変わってしまったのか

 現地時間10月23日に開催されたチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第3節で、バルセロナとバイエルン・ミュンヘンが激突。開始1分で先制を奪ったホームの前者が、一度は相手エースのハリー・ケインに同点とされるも、その後に得点を重ね、4-1で圧勝した。

 注目のビッグマッチは思いがけず、大差がついた。屈辱を味わったドイツの巨人には批判が殺到するなか、バイエルンのレジェンドOBローター・マテウス氏は、絶対的守護神のマヌエル・ノイアーを酷評。ドイツ紙『Bild』でこう言い放った。
【動画】どうしたバイエルン!バルサが開始1分で奪った先制ゴール
「マヌエルを批判したくはないが、今の彼はかつてのようにチームを支える存在ではない。マヌエル・ノイアーはもはやマヌエル・ノイアーではない。止められそうにないボールを止められないから、彼のゴールキーピングは変わってしまったんだ。

 以前はあらゆる状況を予測し、360度の視野を持ち、ビルドアップパスで攻撃の起点になっていた。それが今では、ディフェンスに安心感を与えられていない」

 図抜けた身体能力で数え切れないほどのビッグセーブを披露してきたノイアーは、来年3月に30代最後の誕生日を迎える。大ベテランの域に入っているなか、今夏に母国で開催されたEURO2024をもってドイツ代表を引退。今季からはクラブでの活動に専念している。

 昨季はまさかの無冠に終わったバイエルンに再び栄光をもたらし、“限界説”を吹き飛ばせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの厳選ショットを一挙お届け!
 
【記事】北朝鮮代表がW杯予選遠征中にまさかのカップラーメン。“過酷な状況”に海外驚き。中国メディアは自国代表に苦言「我が国の選手は待遇や給料を見つめ直すべき」

【記事】「無双やん」「今の代表に欲しすぎる」ブンデスで全試合スタメン!躍動する日本人MFに森保ジャパン入り待望論!「遠藤の後釜」