日本女子代表は、10月26日に国立競技場で行なわれる『MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024』で韓国女子代表と対戦する。
その日韓戦を前に、チーム最年長となる34歳のDF熊谷紗希が、新たなサイクルに突入したなでしこジャパンの現状に言及した。
2023年の女子ワールドカップ、昨年のパリ五輪で指揮を執った池田太監督が契約満了となり、この一戦では佐々木則夫女子委員長が代行で監督を務める。
2016年以来、再び“佐々木監督”のもとでプレーする熊谷は、「この一戦、そしてこの時間のない中ですけど、こういう風にやってほしいというところは強く伝えられた」と
明かす。
一方で、新監督次第とはなるものの、「ひとまずこの一戦だけ」(佐々木監督代行)という内田篤人コーチについては、以下のようにコメントした。
「クロスの質、すごく良いボールが入ってきたり、実際のプレーで体現しながら指導してくれるので、すごく刺激になっています。男子とは違えど、どういう守り方をしてきたかとか、そういう経験は、私自身も守備の人間なんで、いろんなことが聞けてチームに影響を与えてくれています」
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さらに日韓戦のメンバーには、準優勝した先のU-20女子ワールドカップの中心選手だったDF小山史乃観やFW松窪真心、GK大熊茜ら若手も加わった(FW土方麻椰は怪我により不参加)。
「U-20から来てる子たちも、U-20を卒業して、もう先に進むしかないし、これからこの(代表の)ユニホームを着られる場所はここしかない。生き残るためのサバイバルでは、自分も含めて全員が戦っていかなきゃいけないところかなと思います」
その若手とのコミュニケーションも良好で、「サッカー面でも、それ以外でも、いろんなことを話しながら、話し合いながら、お互いがやりやすいようにやっていくべきなのは今も昔も変わらない」とコメント。ベテランらしくチームをまとめていく覚悟だ。
取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)
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