八村塁が2本の豪快ダンク含む14得点!レイカーズも強敵サンズに大逆転勝利を収め開幕2連勝<DUNKSHOOT>

 現地時間10月25日(日本時間26日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズは本拠地クリプトドットコム・アリーナでフェニックス・サンズと対戦。123-116で勝利を収め、今季成績をウエスタン・カンファレンス首位の2勝0敗(勝率1.000)とした。

 先発はともに互いの開幕戦と同様。レイカーズはディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、八村塁、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスの5人、サンズはタイアス・ジョーンズ、デビン・ブッカー、ブラッドリー・ビール、ケビン・デュラント、ユスフ・ヌルキッチがスターティングラインナップに並んだ。

 オープニングゲームで強敵ミネソタ・ティンバーウルブズを破った勢いそのままに、開幕2連勝を飾りたいレイカーズだったが、この日は低調なスタート。第1クォーターを23-38、一時は最大22点のビハインドを背負う苦しい立ち上がりとなった。
  しかし第2クォーターはデイビスを中心に少しずつ追い上げ、前半終了時点で52-61と9点差に迫ると、第3クォーターはレブロン、リーブスらの3ポイント爆撃で一気に差を詰め1ポゼッションゲームに。そして残り1分35秒にはゲイブ・ヴィンセントが3ポイントを沈め、82-81とついに逆転に成功した。

 その後もショットを落とし続けるサンズを尻目にじわじわと点差を広げ、第4クォーター残り6分には逆に12点差までリードを拡大。最後まで粘る相手を振り切り、大逆転勝利で開幕2連勝を飾った。

 開幕戦で18得点と幸先のいいスタートを切った八村は、この日も試合序盤から躍動。第1クォーター残り10分21秒、トランジションからリムアタックを仕掛けてヌルキッチのファウルを誘いフリースローを得ると(2本中1本成功)、残り9分20秒にはラッセルのアシストを受け、ボースハンドダンクを叩き込んだ。
  第2クォーターは残り10分10秒、再びラッセルのパスを受けて右コーナーから3ポイントをヒット。残り9分18秒には力強いリムアタックで新人ライアン・ダンのファウルを誘発し2本中1本のフリースローを成功、残り8分23秒にはベースラインドライブでデュラントを抜き去りレイアップを決め、前半だけで9得点(フィールドゴール3/4、3ポイント1/1、フリースロー2/4)、4リバウンド、1アシストをマークした。

 第3クォーターは積極的にリバウンドに絡んだものの、ショットが決まらず無得点。しかし第4クォーターは残り10分40秒、左コーナーでパスを受けるとシュートフェイクでデュラントを跳ばせ、ペイントアタックから豪快なボースハンドダンクをお見舞いした。
  残り7分55秒にはポストアタックから絶妙なアシストを繰り出し、ジャクソン・ヘイズのダンクをお膳立て。さらに115-109で迎えた残り1分37秒には、差を9点に広げる3ポイントをヒット。値千金の一発を沈め、勝負を決定づけた。

 最終的なスタッツは39分1秒のプレータイムで14得点(フィールドゴール5/12、3ポイント2/4、フリースロー2/4)、7リバウンド、2アシストをマークした。

 レイカーズの次戦は翌26日、同じく本拠地でサクラメント・キングスと対戦する。開幕3連勝を飾り、最高のスタートを切れるか注目だ。

構成●ダンクシュート編集部

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