森保一監督がまたしても“能力”発揮か。三度起った日本戦後の解任劇が注目を集めている。
サウジアラビアサッカー連盟は現地時間10月24日、同国代表のロベルト・マンチーニ監督との契約を双方合意の上で解除したと発表した。事実上の解任である。
北中米ワールドカップ最終予選で、森保ジャパンと同組のサウジアラビアは4節を終え、1勝2分1敗と大苦戦。今月は日本に0-2で完敗を喫した後、格下のバーレーンとまさかのスコアレスドロー。マンチーニ政権への批判は日増しに高まるなか、実績十分なイタリア人指揮官は、来月に還暦を迎える前に中東を去る羽目になった。
日本の立場からすれば、昨年9月にドイツ代表のハンジ・フリック監督と、トルコ代表のシュテファン・クンツ監督、そして新たにマンチーニ監督を政権交代に追い込んだ格好だ。
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執行人ぶりが大きな話題になるなか、日本サッカーを熟知するブラジル人記者、チアゴ・ボンテンポ記者もXで反応。次のように綴っている。
「モリヤスはいまや『名将の処刑人』と呼ばれている。日本に敗れた監督が解任されるのはこれで三度目だ」
「明日は我が身」なんて言葉もあるが、森保ジャパンは好調を維持し、解任とは無縁の戦いを続けられるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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