手痛い敗戦を受けて、ニューヨーク・メディアからは批判的な論調が沸き上がっている。
現地10月25日、MLBワールドシリーズ(WS)の第1戦が行なわれ、ニューヨーク・ヤンキースは敵地でロサンゼルス・ドジャースと対戦。2対2のまま延長戦に突入したゲームは10回裏に決着する。1点をリードしたヤンキースは2死満塁のピンチで、6番手の左腕ネスター・コルテスがフレディ・フリーマンと対峙。初球のフォーシームが甘く入ったところをジャストミートされ、豪快なグランドスラムで3対6の逆転サヨナラ負けを喫してしまったのだ。
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ニューヨークの地元放送局『YES Network』のスタジオは衝撃的な黒星に唖然。ヤンキースのOBであるジョン・フラハティ氏が「こんな負け方は残酷すぎるし、ショックだ。なぜ監督(アーロン・ブーン)はあの場面でコルテスを選んだんだ!」と強い口調で疑問を呈した。1死一、二塁の場面で大谷翔平を封じるべくマウンドに上がったコルテスだが、フラハティ氏は「オオタニに対して12打数2安打なのは知っているが、彼は1か月以上も投げていなかったんだぞ」とまくし立て、ブーン監督のセレクトを糾弾した。
同席していた司会のマイケル・ケイ氏も「オオタニをどれくらい抑えていようが、9月18日から投げていなかったのは問題だよ」と同調し、「左腕ならば今シーズン活躍してきたティム・ヒルがブルペンにいたわけだからね」と続けた。
さらにケイ氏は先発して6回を1失点に抑えたゲリット・コールの交代が早すぎたと主張。「コールを先発させたなら勝たなければいけない」と持論を述べ、エースを88球で降板させた判断がブルペンの混乱を招き、最後の逆転負けにつながったと論じた。
はたしてヤンキースは地元メディアからの痛烈な批判を乗り越え、第2戦で勝利を掴めるのか。ヤンキースはレギュラーシーズンで16勝を挙げた左腕カルロス・ロドンが先発を飾り、対するドジャースは山本由伸が登板する予定だ。
構成●THE DIGEST編集部
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