なでしこ中嶋淑乃の後悔。自慢のスピードやドリブルで奮闘したが...「もっと強気に勝負するところがあっても良かった」

 日本女子代表は10月26日、国際親善試合で韓国女子代表と国立競技場で対戦。32分の北川ひかるのゴールを皮切りに、藤野あおば、田中美南、谷川萌々子が得点し、4-0で完勝した。

 長谷川唯や熊谷紗希、田中美南ら先のパリ五輪に出場したメンバーが先発したなかで、大舞台のピッチに立てなかった中嶋淑乃もスタメンに名を連ねた。ただ、自身のパフォーマンスに関しては「ちょっと緊張して、あまり満足にプレーができなかったので後悔してます」と振り返る。

「もっと判断を早くして、周囲を使ったり、自分でもっと強気に勝負するところがあっても良かったかなと思います」
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 コミュニケーションや自己主張でも出遅れた。「もっとボールを要求して、自分の得意なプレーをもっと出さなきゃいけない」と反省の弁。

 韓国を相手に持ち前のスピードやドリブルが通用しなかったわけではない。前半のみでベンチに退いたが、少なからず手応えもあったはずだ。

「WEリーグで得点を重ねて、チームに貢献できるようなプレーをして、また見てもらえるように頑張りたい」

 WEリーグで現在首位に立つサンフレッチェ広島レジーナを牽引する25歳アタッカーは、さらなるレベルアップを誓った。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

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