「逢魔が時」などと言われることもある黄昏時。魔物に遭遇するとは物騒な話だが、そう考えてしまう何かがあるのかもしれない。

■黄昏時に、いつもと違う気持ちになる

Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女700名を対象に実施した調査では、全体で52.8%の人が「黄昏時に、ふと平常と違う気持ちになることがある」と回答した。

なお男女別に見ると、男性は46.9%、女性は53.1%という結果になっている。

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■物悲しくなり悶々と考え事をしてしまう

編集部が話を聞いた30代の女性は、「暗くなりかけて夕焼けのオレンジに照らされた道を見ていると、物悲しいような感覚がわきあがってきて、悶々と考え事をしてしまうことがあります」と述べた。

日頃はやり過ごしているようなちょっとした心配事や嫌な出来事などを考え始め、頭の中でグルグル回って落ち着かなくなるそうで、そんな時はテレビをつけたり家族に声を掛けたりして気を紛らわせているという。

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■思考力や判断力が低下する「魔の時間帯」

黄昏時は、「魔の時間帯」と言われることもある。一日の疲労が蓄積し、思考力や判断力が低下しやすくなりがちで、中には、この時間帯を利用して大きな商談をまとめたり、言いにくい話をしたりする人もいるようだ。

演説テクニックで有名なアドルフ・ヒトラーも、黄昏時に長時間の演説を行うことで、大衆の心理を巧みに操っていたと言われている。

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■交通事故の多い時間帯でもある

また、周囲が暗くなり始める黄昏時は交通事故の多い時間帯でもある。運転しているうちに次第に暗くなっていくと、暗くなったことに気が付かないまま無灯火で運転してしまうこともある。

明るいつもりで運転して見通しが悪くなっていることに気が付かず、思わぬ事故を起こしてしまうケースも多いので、早い段階でライトを点灯するよう習慣づけるなど、黄昏時の運転には注意が必要だ。

自分が普段と違う状態だと気が付いたら、いつもと違う行動や判断をしないようにするとともに、危険を回避できるよういつも以上に周囲に気を配ったほうが良さそうだ。

(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結

【調査概要】

方法:インターネットリサーチ

調査期間:2024年10月8日~2024年10月13日
対象:全国10代~60代男女731名 (有効回答数)