「2-0で終わったと思ったんじゃないか?」三笘薫を擁するブライトン、痛すぎるドロー。監督は物足りなさ強調「醜い勝ち方をしないと」

 今季初の3連勝まであと数分だった。

 現地時間10月26日に開催されたプレミアリーグ第9節で、三笘薫を擁する6位のブライトンは、未勝利で最下位に沈むウォルバーハンプトンとホームで対戦。2点のリードを奪ったが、最終盤に連続失点し、2-2のドローに終わった。

 痛恨だったのが、マッツ・ヴィーファーのパスミスだ。2-1で迎えた90+3分、ブライトンは敵陣でのボール奪取からカウンターを発動。人数は4-1と圧倒的に有利で、駄目押し点を挙げるビッグチャンスだったが、ヴィーファーは3人いる味方ではなく、あろうことか1人の相手にパス。そこから鋭いカウンター返しを食らい、同点弾を浴びた。

 クラブ公式サイトによれば、今季から指揮を執る31歳のファビアン・ヒュルツェラー監督は、「最終的に勝点2を失い、我々の取り組みは失敗に終わった。この試合に勝つには、成熟度が足りず、プロ意識が足りなかった」と発言。多くの場面での物足りなさを強調した。
【動画】一体なぜ!?天国から地獄へ突き落としたブライトンMFのパスミス
「このような試合では美しい勝ち方はできない。醜い勝ち方をしないと。自分たちの2点目までは試合をコントロールできていたと思う。セットプレーの守備では冷酷さが足りなかった。多くの人が2-0で試合が終わったと思ったんじゃないか?

(2-1の時点で)3点目を狙うビッグチャンスがあった。私たちはそれを逃し、罰を受ける羽目になった。このチームが非常に若く、多くの可能性を秘めていると知っている。しかし、このような時こそ団結し、失敗から学び、パーソナリティとキャラクターを発揮する必要がある。それが今、私が期待していることだ」

 今回のウルブス戦を教訓とし、まず監督からしてずば抜けて若いブライトンは、より細部の細部のまでこだわる、隙のない集団となれるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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