清水エスパルスが3季ぶりのJ1復帰を決めた。
10月27日に行なわれたJ2第36節の栃木SC戦。勝利すれば無条件でJ1自動昇格圏内の2位以内を決められる一戦で、50分に住吉ジェラニレショーンが先制点を奪取。この1点を守り抜いて1-0の勝利。歓喜の瞬間が訪れた。
試合後のフラッシュインタビューに応じた秋葉忠宏監督の表情は、引き締まっていた。昇格の喜びを噛みしめているはずだが“まだ終わっていない”と言わんばかりに、言葉に力をこめる。
「まずは最低限の、今年目標にしているところは到達できました。ただまだあと2つ。我々はチャンピオンになって昇格するんだと話していますんで。まだ何も勝ち得ていないので、あと2つ、しっかり優勝して、チャンピオンになって、タイトルにこだわって昇格したいなと思います」
栃木戦の勝利で勝点を76に伸ばし、横浜FCを首位から引きずり下ろした。勝点差は「2」。3位のV・ファーレン長崎とは5ポイント差だ。
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残り2試合に向けて、指揮官が気合を入れる。
「あと2試合、ホームで我々は戦うことができます。まして前節、ホームで初めて敗戦しましたから。もう二度とああいうことがないように、必ず2つ、ホームで勝って、チャンピオンになって昇格したいなと思っています」
次節は11月3日、IAIスタジアム日本平でいわきFCを迎え撃つ。他会場の結果も関係するが、J2優勝に王手をかけた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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