J2で18位の栃木SCは10月27日、第36節で首位の清水エスパルスとカンセキスタジアムとちぎで対戦。0-1で敗れ、8年ぶりのJ3降格が決まった。
J2残留に向けてなにがなんでも勝利が欲しい栃木は、立ち上がりから攻勢に出る。すると開始3分に石田凌太郎がミドルでネットを揺らすも、これはオフサイドの判定で幻のゴールに。その後は1点が遠い時間が続き、50分にセットプレーから痛恨の失点。このままビハインドをはね返せず、敗戦を喫した。
この結果、残り2試合で栃木は17位・大分トリニータとの勝点差が8に開き、降格圏の18位以下でのフィニッシュが決定。試合後、小林伸二監督はフラッシュインタビューでゲームを終えた後、ロッカールームで選手たちにかけた言葉をこう明かした。
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「厳しい結果ですけど、この結果を忘れずに。今日大きい怪我をしているわけでもないし、選手も引退しているわけでもないので。これを大事に、忘れずに。サッカー人生の中でこういうこともあれば、喜びもあると思いますけど、こういうことがないように、この一瞬の苦しい、厳しいものを受け止めて次に進んでほしいと話をしました」
次節は11月3日に行なわれ、再び上位に位置する2位の横浜FCと敵地で対戦する。指揮官は「当然、上位なので自分たちの力がどれくらい通用するかが楽しみな部分と、この1週間でリカバリーして戦うということがサポーターの人たちにとってはすごく応援のし甲斐があると思う。そういうことを忘れずに準備したいと思います」と語った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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