お店にとって大切なのは「接客」それとも「料理」? 取捨選択も必要

●終わりに



 外食業界に携わる身としては、多くの人に飲食店へ足を運んでほしいと望んでいる。仮に、ある店で嫌な体験をしたことがあり、もうその店には行きたくないと思うこともあるだろう。だが、時間をおいてから、是非もう一度行ってみてほしい。なぜなら飲食店側も口コミや点数を意識して、料理や接客に対して改善を繰り返しているからである。その改善によって、次に訪れたときは印象が変わることも少なくない、もしかしたらその店が好きに変わるかもしれない。楽観的な空想家のように映るかもしれないが、自分自身はそうなって欲しいと願っているし、そのように信じている。(イデア・レコード・左川裕規)