セブン-イレブンでは10月14日から「黒」をテーマにしたハロウィン仕様のスイーツやパンを全国の店舗で発売している。

 スイーツは「まっくろココアチーズケーキ」(税込267.84円)、「まっくろココアティラミス」(302.40円)、「まっくろココアもこ」(205.20円)。パンは「チョコプレッツェル」(194.40円)、「ブラックオムレット」(203.04円)というラインナップ。

「今年の秋冬は『モノクロスイーツ』が流行ってきているそうで、クックパッドが毎年発表する『食トレンド予測2024』にもモノクロスイーツがノミネートされていました。『モノクロスイーツ』は、黒ゴマやブラックココアパウダー、竹炭パウダーなどの黒い食材と、生クリームやホワイトチョコレートなどの白い食材を組み合わせて、見た目をモノトーンカラーに仕上げたスイーツ。韓国が発祥で、『2Dケーキ』から派生したと言われています。『2Dケーキ』は2021年頃から韓国で流行り、ケーキなどを黒いチョコペンなどで縁取って、立体的なケーキを平面のように見せるものです」(情報誌ライター)

 モノクロスイーツは昨年から注目されており、不二家は昨年8月に期間限定で真っ黒スイーツを発売。スターバックスもハロウィンシーズンに真っ黒に覆われた「Booooo フラペチーノ」「ハロウィンチョコレートケーキ」を発売した。

 また都内を中心にモノクロスイーツを出すカフェが増えており、店構えがモノトーンの店も多い。大阪の「アートホテル大阪 ベイタワー」は10月31日までモノクロをテーマに料理やスイーツが白・黒ばかりのビュフェ企画を開催している。

 ところでなぜモノクロスイーツがキテいるのか。

「韓国同様、日本でも写真や動画を取るためにカフェに行く若者が多い。モノクロスイーツはシンプルで無機質なトーンがおしゃれで、写真・動画映えするというのが大きいようです」(同)

 やはり“映え”が大事なようだ。

鈴木十朗

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