現地時間10月27日に開催されたプレミアリーグ第9節で、鎌田大地が所属するクリスタル・パレスはホームでトッテナムと対戦した。
鎌田がベンチスタートとなったパレスは、思うようにシュートチャンスを作れない時間が続く。27分にようやく最初のチャンスを迎えると、左サイドからのヒューズのクロスにラクロワが頭で合わせたが、ゴールの上に外れる。
それでも、その4分後に先制点を奪う。敵陣深くでボールを奪ったムニョスのクロスをエゼが絶妙なヒールパスで繋いで最後はマテタが左足のシュートを流し込んだ。
前半アディショナルタイムには、ヒューズの右CKのこぼれた球に反応したエゼがボックス手前からダイレクトボレーを放つも、枠を捉えられなかった。このまま1点をリードして前半を終える。
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後半に入って49分、パレスはウォートンの浮き球パスに抜け出したエゼが左足のシュートでネットを揺らしたが、オフサイドの判定で得点は認められなかった。
58分には、ムニョスのクロスのこぼれ球をミッチェルが頭で繋いで、最後はエゼがボレーで狙ったが決め切れない。
その後は一進一退の攻防が続くなか、ホームチームは82分、ペナルティエリア手前の中央付近でボールを受けたウォートンが強烈なミドルを放つも、GKヴィカーリオの好守に阻まれた。
パレスは88分にそのウォートンに代えて鎌田を投入。終盤はスパーズの猛攻を受けるも、集中力の高い守備で守り切り、そのまま1-0で勝利。開幕から9戦目にして待望の今季プレミア初勝利を飾った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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