現地時間10月29日に開催されたカラバオカップ４回戦で、菅原由勢を擁するサウサンプトンは、瀬古樹が所属する２部のストークとホームで対戦。日本人対決ともなったなか、２－０から一度は追いつかれるも、３－２で接戦を制した。
プレミアリーグの前々節で負傷交代し、前節は出番なしに終わった菅原は、先発に復帰した。すると、34分にペナルティエリア右での粘り強いチャージから、追加点に繋がるPKを獲得。さらに２－２となって迎えた85分には、大ピンチをスーパークリアで救ってみせた。
ミリオン・マンフーフに抜け出されると、守護神のアーロン・ラムズデールとぶつかりながらも身体ごと押し込まれる形になる。ボールは無人のゴールに向かって転がり、多くの人が失点を覚悟したが、カバーに入った日本代表DFが決死のスライディングを繰り出し、ゴールラインぎりぎりでかきだしたのだ。
【動画】ゴールラインぎりぎり！菅原由勢の大大大ファインプレー
背番号16の大ファインプレーで勢いづいたホームチームは、直後の88分にジェームズ・ブリーが鮮烈なミドルシュートで決勝点を叩き込み、ベスト８進出を果たした。
勝利を呼ぶ菅原のハイパフォーマンスにファンは大興奮だ。SNSで「菅原えぐいいい」「ゴールラインギリギリ超スーパークリア！」「スーパークリアで試合を救った！」といった声が続々と上がっている。
サウサンプトンはこの勢いでプレミアリーグ初勝利も掴めるか。11月２日に第10節で、同じく下位に低迷するエバートンと相まみえる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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