1打目のドライバーが曲がってOBやグリーンが狙えないエリアに飛んでしまうとスコアは早々に崩れてしまう。
プロに「とにかく真っすぐ飛ばすコツを教えてください!」と聞いて出たヒントがコレらだ!
スライサー必読!ダウンで左腰を早めに引く
ドライバーのヒント:ボールががっつりつかまる!
ダウンスイングの早いタインミングで左腰を斜め上に引き上げるように切る!
切り返しでクラブが真下にスライドする
手元をトップの位置に置いたまま腰から切り返すと、クラブが真下に落ちてインサイドから入る
早いタイミングで体が回ればクラブがインから下りてくる
私はドライバーが苦手で、不調時はアウトサイド・インのカット軌道でコスリ球が出ます。そういうときは腰の回転を意識!ダウンスイングをインサイドから下ろせるようにします。
ダウンスイングの早い段階で左腰を斜め上に引き上げるように回すのですが、これによって体の右サイドにスペースができる。クラブが自然とインサイドから下りて、球がつかまります。スライスに悩む方にも効果絶大ですよ!
少しクラブが寝るような感覚がありますが、それを怖れずインサイド・インのややフラットな軌道を意識するのもポイントです。
×アウトサイドから下ろす
体の回転が遅いと右サイドが詰まり、ダウンスイングで手元が外回りしてアウトサイド・インのカット軌道になりやすい
○インサイドから下りてくる
左腰を早く切ることで体の右サイドにクラブを下ろす空間ができる。インサイドから振り下ろしやすくなるので、球のつかまりがよくなる
トップで左手首を伸ばしておく
トップでは左手首を甲側に曲げずに伸ばしておき、シャットフェースの状態をつくることで球がつかまる
いかがでしたか? 左腰の引きを意識して球のつかまりをよくしましょう!
越雲みなみ
●こしくも・みなみ / 1996年生まれ、栃木県出身。167cm。世界ジュニア8位入賞などアマチュア時代から活躍し、レギュラーツアーの出場経験もある。フリー。
構成=小山俊正、鈴木康介、野中真一、編集部
写真=圓岡紀夫、相田克己、中野義昌、高橋淳司
※ワッグル2021年7月号から引用しています。